たまりば

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2012年04月12日

放射線家計簿について考えました

 放射線家計簿をつけようとすると、厳密には、外部被ばく内部被ばくのそれぞれについて考えなければなりません。被ばくについてのおさらいということになりますが、
外部被ばくは、地面に降下沈着した放射性物質から被ばくするものです。降下沈着した放射性物質のあるところを通ったときなどに被ばくするということです。
また、内部被ばくは、食べ物に付いた放射性物質を食べ物といっしょに体内に取り込んでしまった場合、空気中の放射性物質を吸引時に体内に取り込んでしまった場合、傷口等から体内に入り込んでしまった場合に被ばくするものであり、放射性物質が体外に排出されるまで被ばくが継続するということです。
 厳密な放射線家計簿となると、これらについて全て計測し記録しなければなりません。しかし全部はできそうにありません。理由はその人の行動や状態を細かく見ていなければならないからです。できないからやらないというのは潔くありませんが、継続できないのでは元も子もありません。そこで、はじめの第一段階という位置づけで、内部被ばくの内の食べ物に付いた放射性物質を食べ物といっしょに体内に取り込んでしまう経口放射線量と、空気中の放射性物質を吸引時に体内に取り込んでしまう吸引放射線量との2つを計測の対象にしたいと考えました。
 この2つをとってみても、どう計測するか考えなければならないことがあります。例えば経口放射線量についてです。食材を買って家で調理する場合は、調理の仕方によって経口放射線量が変わります。どう計算するかです。水道水を飲むということもあります。また惣菜、果物、菓子等のように買ってきたものをそのまま食べる場合があります。水道水を飲むということもあります。またレストラン等で、外で食事する場合もあります。これらをどう計算するかです。「う~ん」と唸ってしまいます。細かく見なくてもよく、継続が可能な方法にしないとだめだと考えています。
 一案をまとめ次のブログで書きたいと思っています。



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    Posted by これから at 12:35│Comments(0)放射線
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