2012年02月20日
シンポジウムに参加して
2012年2月18日にあったシンポジウム「放射線と向き合う~食品と安全」(主催朝日新聞社)に参加した。
大分県立看護科学大学 甲斐さんが基調講演を行い、現場報告として「横浜の子供たちを放射能から守る会」の安田さんが、また「株式会社大地を守る会」の戎谷さんが、また「福島県いわき市農政水産課」の鈴木さんが、取り組みの現状についての報告があった。
甲斐さんからは、新基準(年間5mSV)の背景、どういう考えのもとに出てきた値であるか等についても話しがあった。
安田さんからは、市民が食品の放射線の測定をやろうと会を立ち上げた経緯、さらに測定の目的は、危ない食品を選別するのではなく、食材として使えるものを選び出すことであるとの話しがあった。
戎谷さんからは、生産者が安心して農業を続けていくことができるようになるには、消費者が納得して買ってもらえるようにしなければならないという考えのもとに活動している現状についての話しがあった。
鈴木さんからは、昨年の10月1日から始めた、農産物の透明性を高める「いわき農産物見える化プロジェクト」についての話しがあった。
講師の方々の話から浮き上がってきたことは、新基準は、パブリックコメントを募集中であるが、一層厳しい値にするという方向には行きにくいのではということから、これからどうするかについては、年間5mSVを超えないように食事を管理(リスク管理)しようとしたらそれができるように、また5mSVではなくもっと厳しく、例えば1mSVにしようとしたら、そうなる食事の管理ができるようにすること、管理できるようになることではないかである。
このためには食材について「基準値以下」という表示ではなく、数値が示されることがベースになる。
こうした数値を示す取り組みはすでに行われていることから、これらの取り組みを水平展開していくことが重要になるということであった。
大分県立看護科学大学 甲斐さんが基調講演を行い、現場報告として「横浜の子供たちを放射能から守る会」の安田さんが、また「株式会社大地を守る会」の戎谷さんが、また「福島県いわき市農政水産課」の鈴木さんが、取り組みの現状についての報告があった。
甲斐さんからは、新基準(年間5mSV)の背景、どういう考えのもとに出てきた値であるか等についても話しがあった。
安田さんからは、市民が食品の放射線の測定をやろうと会を立ち上げた経緯、さらに測定の目的は、危ない食品を選別するのではなく、食材として使えるものを選び出すことであるとの話しがあった。
戎谷さんからは、生産者が安心して農業を続けていくことができるようになるには、消費者が納得して買ってもらえるようにしなければならないという考えのもとに活動している現状についての話しがあった。
鈴木さんからは、昨年の10月1日から始めた、農産物の透明性を高める「いわき農産物見える化プロジェクト」についての話しがあった。
講師の方々の話から浮き上がってきたことは、新基準は、パブリックコメントを募集中であるが、一層厳しい値にするという方向には行きにくいのではということから、これからどうするかについては、年間5mSVを超えないように食事を管理(リスク管理)しようとしたらそれができるように、また5mSVではなくもっと厳しく、例えば1mSVにしようとしたら、そうなる食事の管理ができるようにすること、管理できるようになることではないかである。
このためには食材について「基準値以下」という表示ではなく、数値が示されることがベースになる。
こうした数値を示す取り組みはすでに行われていることから、これらの取り組みを水平展開していくことが重要になるということであった。
放射線測定を住民がきめ細かく行う
個人が被ばく管理をするということは
講演会「小児科医が診た放射能と子どもたち」に参加した
国の基準は十分に安全を見込んだ数値?
放射線家計簿について考えました
「放射線家計簿」がつくれないかな~と思っています
個人が被ばく管理をするということは
講演会「小児科医が診た放射能と子どもたち」に参加した
国の基準は十分に安全を見込んだ数値?
放射線家計簿について考えました
「放射線家計簿」がつくれないかな~と思っています
Posted by これから at 11:47│Comments(0)
│放射線